産業用ディスプレイの設置にもICWUSAのモニターアーム
本ブログでは病院や歯科クリニックでの設置事例をご紹介させていただいていますが、
ICWUSAのモニターアームは「自動車」「半導体」「工作機械」といった工業分野でも
広く使用されています。
大手のお客様が多く、実際の使用例の紹介が難しいため、産業・工業分野での使用を連想させる海外での採用実績の画像を何点かご紹介させていただきます:
①Titanシリーズロングアーム (ウォールマウント)
ポイント:
床置きの局所排気装置(ヒュームフード)の奥行以上リーチするTitanシリーズでディスプレイとラベルプリンタを設置しています。
壁に固定したレールにアームを取付けることで、設置後のアーム全体の高さ調整が可能になります(レールの低い所にある黒いものはおそらくCPUマウントでPCを固定しています)。
アーム先端でディスプレイの高さを15.2㎝調整できるので作業者ごとにより見やすい高さで使用できます。
②UL550シリーズとULシリーズプリンタマウント(ウォールマウント)
ポイント:
上記①と同じアプリケーションですが、局所排気装置の手前に設置できるため、ショートアームを使用しています。
1つの機器に1本のアームを使用しています。
③Elite5220シリーズ ディスプレイキーボードアーム ウォールマウント
ポイント:
Elite5220シリーズ 壁面固定ロングアームを壁の高い位置に固定し、使用時は天吊りアームのように吊り下げて使用、不使用時には折り畳んで高い位置に収納
長さを追加するためにアーム先端にポストを追加(カスタム)
医療機関と同じく産業分野も施設や装置にあわせてモニターアームの選定が必要な場合がほとんどです。設置機器、使用環境などをお知らせいただければ、3000種類以上の中から最適なアームをご提案させていただきます。
上記使用例のアームに関することは勿論、ディスプレイやキーボードの設置でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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麻酔器の正面右側のモニターアームの長さ足りていますか?
病院の手術室にある麻酔器にはよくモニターアームが取り付けられています。
下の画像がその例です:
正面左側に生体情報モニタ
正面右側にディスプレイキーボード用アーム(右下にはCPU)
上記のような設置パターンでよく問題になるのがアームの長さです。
通常、手術中、麻酔科の先生は麻酔器の左側にいらっしゃいます。
左側の生体情報モニタは近いので問題ないのですが、反対側(右側)に設置されている
患者記録システム用のディスプレイとキーボードが遠くなってしまいます。
他メーカーのアームはコアアーム+延長アームのダブルアームが最長のため、麻酔器の前に届くのが精一杯のようです。
一方、ICWUSAの場合、以下の画像のように麻酔科の先生により近くまで到達する
アームを持っています。
実は、上の画像で使用されているディスプレイキーボード用アームは、ダブルアームでなくトリプルアームなのです。
トリプルアームは関節が多いため、麻酔器に巻きつくように、先生のほうに
ディスプレイとキーボードを近づけることができるのです。
アームが一本増えるため価格は上がってしまうので、すべてのお客様におすすめしているわけではありませんが、より見やすく、より操作しやすく、設置することを重視されるお客様にご紹介しているソリューションです。
上記のようにICWUSAでは、お客様のご希望に沿ったモニターアームをカスタムで製作することを得意としています。
医療機関内でのディスプレイ/モニタ、キーボード、ノートPC、などの設置でお悩みをお持ちならぜひ私たちにご相談ください。
info@icwusajapan.com
ディスプレイキーボードマウントならICWUSAを選ぶべき3つの理由
ICWUSAのモニターアームの中でも人気があるディスプレイキーボードマウント
一般的に販売されているディスプレイキーボード用アームとの一番の違いは、
L字のブラケットを採用していないことです。
アームの先端にL型のブラケットを付けてそのブラケットにディスプレイとキーボードを固定する方法を採用しているメーカーの製品を見たことがありますが、
そのタイプだと、
・ディスプレイとキーボードが同じ方向にしかスウィーベルしない。
・L字の傾斜角度が固定なので、ディスプレイとキーボードの位置調整が難しい。
・L字ブラケットが大きく、コンパクトに折りたたむことができない。
といったデメリットがあります。
一方、ICWUSAのディスプレイキーボードマウントでは、
①ディスプレイとキーボードが別々にスウィーベルするので複数の方でディスプレイをシェアするシチュエーションに最適。
②ディスプレイの高さ調整はもちろん、前後の位置調整もできるので、より快適なポジションでの作業が可能。
③L字のブラケットがないので、コンパクトに折りたたむことが可能。
「エルゴノミクス」「省スペース」重視の独自のデザインを持つ、
ICWUSAのディスプレイキーボードマウント
UL182シリーズ紹介動画で上記の3つのポイントをご確認いただけます。
病院・歯科医院などの医療機関はもちろん、
産業機器への組み込み、
工場の製造ライン内、
などでもご使用いただけます。
この記事に関するお問い合わせは、info@icwusajapan.comまで
ICWUSAのUL550シリーズアームと一般的なピボット(スウィベル)アームの違い
ピボットアームとは?
モニターアーム関係者の中で、「ピボットアーム」「スウィベルアーム」とは
高さ調整がない左右への首振り機能(チルト機能はある)を持つアームをさす
と思います(間違ってたらすいません)。
ICWUSAではEV65シリーズがこのタイプです。
下の画像は壁/ウォールチャネルに取付可能なASEV65-W2-A1です。
ディスプレイの大きさにもよりますが最大で75°チルトするのが大きな特徴です。
他メーカーのタイプも可動範囲の大小はあると思いますが、基本的な機能はあまり変われないと思います。
このタイプの場合、ディスプレイの高さは固定ですので、壁や支柱にアームを固定する際にベストな高さで固定しなくてはならず、設置後に高さを調整をする場合は、一度アームの固定を解き、違う高さで再度固定をしなくてはいけません。
UL550シリーズとは?
ICWUSAのUL550シリーズもガススプリング非内蔵ですので、「ピボットアーム」に分類されると思いますが、このシリーズの場合は、アーム全体の高さを再設定しなくてもディスプレイの高さを微調整することが可能です。
下のイメージのディスプレイ背面にあるレールをご覧ください。
UL550シリーズでは、ディスプレイを取付けるBallVESAをこのレール内で
6インチ(約15.2㎝)の範囲でスライドさせることが可能なのです。
上の機種はASUL550-W3-KUB-A2というディスプレイ/キーボード用のアームですが、ディスプレイ用のタイプもございます。
さらに、UL550シリーズに採用されているParalink(レールの下にあるノブが付いている部分)により、
・5インチ(約12.7㎝)のディスプレイの前後位置調整
・スクリーンの360°スウィーベル
することも可能です。
ピボットアームの枠を飛び越えた高機能アームです。
エルゴノミクスを重視するICWUSAらしい機能を持ったUL550シリーズ、
病院や工場で操作される方複数いらっしゃる、といった環境で特におすすめです。
UL550シリーズの人気アイテムはホームページでご確認いただけます:
ICWUSA 医療用モニターアーム:DBSマウントなら生体情報モニタの傾きを補正できます
モニターアームはディスプレイやモニタの表示部を向けた方向にまっすぐな状態
(床に水平な状態)で固定するよう設計されていますが、完璧に水平になる、と
いうことはほぼありません。アームを固定する壁やウォールチャネル、
ポールなどの角度も完璧に垂直ではない場合が多いためです。そのため、設置した
モニタ・ディスプレイが僅かですが傾く場合があります。
VESA規格のモニターアームの場合、ICWUSAならBall Vesaを持ったアームを
選択していただければ傾きの調整は難しくありません。
#BallVESA #ボールVESA #ICWUSA #ディスプレイ用アーム #モニターアーム #VESAマウント
— ICWUSAJAPAN (@icwusajapan) 2019年5月22日
ICWのディスプレイ用モニターアームならボールVESA機構なので、ディスプレイの角度・向きをより自由に調整することができます。 pic.twitter.com/8dRV6yXSPO
一方、
GEヘルスケア、日本光電、フクダ電子などの大手メーカーの生体情報モニタに
採用されている5インチのプレートにモニタ底面、もしくはその底面に取り付けた
アダプタープレートをスライドさせロックするタイプでは、他メーカーと同じように
ICWUSAも
・前後のチルト(傾斜角度)
・左右への首振り(スウィーベル)
を調整できるタイプを販売していますが、ユーザーである医療従事者の方々からの
要望に応えて左右への傾きの補正が可能なDBSマウントを開発しました。
消費者向けのアームではこの機能を求められることはないかもしれませんが、
人命にかかわる医療の現場向けのアームでは、このような機能が必要である、と
考えています。
DBSマウントはICWUSAのUL180シリーズをはじめ主要シリーズに追加できる
オプションです、詳細は代理店までお気軽にお問い合わせください。
医療現場にあるモニタ/ディスプレイその他IT機器をより効果的に
ご使用いただくための高機能かつ革新的なモニターアームを
ICWUSAでは製造開発しています。
ホームページもぜひご覧ください:
ICWUSA 業務用モニターアーム フォトギャラリー #16 UL182シリーズ ウォールマウント 壁取付用 ディスプレイキーボード用
エルゴノミクス重視のICW UL182シリーズ モニターアーム
上の写真にあるUL182シリーズディスプレイ&キーボード用モニターアームの主な特徴は、
内蔵ガススプリングのアシストによる上下の可動範囲が24インチ(約61㎝)と広い
⇒ユーザーの身長に合わせて、より適切な位置での作業が可能
ディスプレイ取付部とキーボードトレイが独立
⇒L字の一体型タイプと異なりポジション調整がしやすい
ディスプレイの高さ6インチ(約15.2㎝)、前後位置5インチ(12.7㎝)を調整可能
⇒ディスプレイとキーボードの位置関係のアジャストが可能
キーボードトレイの傾斜角度の調整が可能
⇒入力時の手首への負荷を軽減
などがあります。
関連画像:
より利用者の使いやすさを追求したエルゴノミクス設計のUL182シリーズ、
病院や工場での作業におすすめです。
上記の製品以外にも3000種類以上の中から、よりご希望の仕様に近いアームをご提案させていただきます、まずは代理店にお問合せください。
ホームページでもさまざまな種類のアームをご覧いただけます:
お問い合わせは、ICWUSA モニターアーム専門サイト info@icwusajapan.com まで
ICWUSA 業務用モニターアーム フォトギャラリー #15 ウォールマウント 壁取付用 モニターアーム ショートタイプ
限られたスペースでディスプレイを設置するならショートアームがおすすめです。
遠くまでリーチするモニターアームをこのブログでもよくご紹介させていただいておりますが、ショートアームも数多くもご用意させていただいております。
ASGX170
壁から10㎝程度の位置にモニターアームを設置できます、耐荷重は12.7㎏
ASGX270
壁から22㎝程度の位置にモニターアームを設置できます、耐荷重は12.7㎏
ASEV65-W2
壁から14㎝程度の位置にモニターアームを設置できます、耐荷重は13.6㎏
もう少し機能的なアームが必要ということでしたら、
ASUL550-W2-AS1
約15㎝のアームが付いたタイプでアームを左右に回転(スウィ―ベル)できるだけでなく、ROMリミッターやディスプレイの上下左右の位置を調整可能なParalink機構が付いたマルチファンクショナルなアームです、耐荷重は12.7㎏
上記のほかにも所有するパーツを組み合わせることにより、希望するスペック・機能(壁からの距離、スウィーベル、チルトなど)により近いアームを提供することが可能です。
3000種類以上のアームからよりご希望の仕様に近いアームをご提案させていただきます、まずは代理店にお問合せください。
ホームページもぜひご覧ください:
お問い合わせは、ICWUSA モニターアーム専門サイト info@icwusajapan.com まで