ICWUSAのUL550シリーズアームと一般的なピボット(スウィベル)アームの違い
ピボットアームとは?
モニターアーム関係者の中で、「ピボットアーム」「スウィベルアーム」とは
高さ調整がない左右への首振り機能(チルト機能はある)を持つアームをさす
と思います(間違ってたらすいません)。
ICWUSAではEV65シリーズがこのタイプです。
下の画像は壁/ウォールチャネルに取付可能なASEV65-W2-A1です。
ディスプレイの大きさにもよりますが最大で75°チルトするのが大きな特徴です。
他メーカーのタイプも可動範囲の大小はあると思いますが、基本的な機能はあまり変われないと思います。
このタイプの場合、ディスプレイの高さは固定ですので、壁や支柱にアームを固定する際にベストな高さで固定しなくてはならず、設置後に高さを調整をする場合は、一度アームの固定を解き、違う高さで再度固定をしなくてはいけません。
UL550シリーズとは?
ICWUSAのUL550シリーズもガススプリング非内蔵ですので、「ピボットアーム」に分類されると思いますが、このシリーズの場合は、アーム全体の高さを再設定しなくてもディスプレイの高さを微調整することが可能です。
下のイメージのディスプレイ背面にあるレールをご覧ください。
UL550シリーズでは、ディスプレイを取付けるBallVESAをこのレール内で
6インチ(約15.2㎝)の範囲でスライドさせることが可能なのです。
上の機種はASUL550-W3-KUB-A2というディスプレイ/キーボード用のアームですが、ディスプレイ用のタイプもございます。
さらに、UL550シリーズに採用されているParalink(レールの下にあるノブが付いている部分)により、
・5インチ(約12.7㎝)のディスプレイの前後位置調整
・スクリーンの360°スウィーベル
することも可能です。
ピボットアームの枠を飛び越えた高機能アームです。
エルゴノミクスを重視するICWUSAらしい機能を持ったUL550シリーズ、
病院や工場で操作される方複数いらっしゃる、といった環境で特におすすめです。
UL550シリーズの人気アイテムはホームページでご確認いただけます: